介護コミュニケーションとは

介護

ちょっとした気づかい関係がよくなる!

こんにちは。カトジュンです!
私は在宅で96歳の姑(要介護2)の介護をしています。

姑といい関係を築きたいという思いから介護コミュニケーションを
学んでいます。今では本当の親子とご近所さんに間違われるほど仲良しです!

簡単なことばかリですのでまとめてみました。
5分程度で読める内容になっています。あなたの介護が
少しでも楽になるとうれしいです!

信頼性を築く

信頼関係は相手のことを認めることから始まります。
この人を心から信じようと決めるのです。
初めから胡散臭いなどと思っていてはいけません。
技術でごまかそうとすると気づかれてしまいます。

ご高齢の方は長年培われた感をお持ちです。
いい加減にはできないと思った方が賢明です。

非言語的アプローチ

非言語とは文字通り言葉以外のアプロ―チのことです。
高齢者と接するときにまず、笑顔で接するのがいいですね。
口角を少し上げて目を少し細めると優しく見えます。
声のトーンも少し高めにしましょう。

言葉使いにも気を配りましょう。
身内であっても丁寧な言葉で接します。
そうすることで介護される側も心穏やかに、安心感を持って過ごすことができます。

時にはスキンシップも取り入れるといいですね。
別れ際に握手をするとか、いいと思います。
私は寝る前のお休みなさいと挨拶をしながら握手を求めます。
するとにっこりと笑顔で答えてくれます。
しっかり握手して1日が終わるというところです。


傾聴

傾聴はとても大切なアプローチです。
高齢者が話を始めたら、目を見て集中して聴きます。
そうそう、目線を合わせることも大切です。


高齢者が車いすの場合は、しゃがんだり
椅子に掛けるなどしましょう。立ったまま聞いていると
おざなり感が沸いてきて、話し手は話をやめてしまうかもしれません。
介護者である私たちがその変化に気づけたときは
素直に聞くことがいいです。
「お話あったんじゃない?後でゆっくり聞かせてくださいね」
と答えて時間を作るようにできるといいですね。

受容・共感

傾聴でもっとも大切なことは相手の言っていることを
否定しない
ことです。前回聞いた話と違うなー、と思ったとしても
「そうなんですね」と肯定します。


一般的なおしゃべりとは違いますから、アドバイスもしません
相手の言っていることをそのまま受け入れて、うなずいて
時に相手の言ったことを繰り返してみる、のもいいですね。


例:「そうですか、お孫さんが○○大学に合格されたんですね……」
本人が一番強話したいところを強調してみるのもいいかかわり方だと思います。


非言語メッセージをキャッチする

非言語的メッセージというのはその人の様子のことです。
表情やしぐさ、声のトーンなどでその方の状態を察します。


傾聴時には相手のしぐさ、声のトーンに気を付けましょう
落ち着かない表情だったり、手元をしきりに動かすなどが
あれば心配事があるのかもしれません。


本人が語らないのであれば無理に聞くことはしませんが
落ち着けるようなアプローチをしましょう。
「お水を飲みましょうか?」などと声をかけてみるのも一手です。

高齢者の思い

高齢になるとかつてはできていたことが、できなくなったり
記憶力の低下などを感じ、ネガティブになることがあります。

頭ではわかっていても葛藤しているのです。
何故、歩けなくなったのか?どうすればよかったのか?等々


我が家の姑も「あんなにシャンシャンと歩いていたのに、情けない!」
と歩けない自分を責めるのです。そんな時、私は「そうだったよね!」
と答えました。少しずつ話がずれていき旅行の話に変化していきました。
そうそう、うまくはいかないかもしれませんが、否定せず聴くことで
いい方向に収まることがよくあります。

葛藤している心を理解することは難しいですが
自分に置き換えて理解しようと思うことが大切です。
思いは伝わるものです。じっくりと傾聴しましょう。

まとめ

高齢者の介護コミュニケーションについて書いてきましたが
高齢者にとどまらずどんな場面でも役立てられるものです。

まずは、笑顔で接してみてください
あまりにも元気すぎるのもよくないようです。


「なにがおかしいの?」なんて敬遠されてしまうこともあります。
臨機応変で使い分けるのがいいですね。

介護していて気をつかうことも多いと思います。
ストレスはためないようにご自身をいたわることも
お忘れなく。自分の感情を書き出すコラム法という
ストレス解消法がありますよ。こちらはまた別の機会に……

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